2010年04月22日
仙台市が倒産する日は近い?!
「引受債」七十七銀ゼロ 仙台市09年度発行
うーむ、これって、メインバンクから金が借りられなくなったという意味ですよね。
仙台市の予算は、税金では賄えてなくて、一割は借り入れだったわけですが、その引き受けての最大手地銀がダメを出したと言うことは、危機的状況ではないでしょうか?
太白区を独立させることは、本当に必要になってくるのかも知れません。
仙台市が発行する市債の一つ「銀行等引受債」で、七十七銀行(仙台市)の2009年度引受額がゼロだったことが21日、分かった。市によると、中小企業向けの融資強化を理由に貸し付けを辞退したという。同行は市の指定金融機関で、市財政局は「貸し付けに応じてもらえなかったのは過去に記憶にない」と話している。
仙台市議会の総務財政常任委員会で、岡征男議員(新しい翼)の質疑で明らかになった。
銀行等引受債は、自治体が民間金融機関などから相対や入札で資金を調達する際に発行する。
仙台市の09年度発行総額(一般会計・特別会計)は約131億5000万円で、市債全体の約1割を占める。占有率は荘内銀行(鶴岡市)38%、仙台銀行(仙台市)26%、北日本銀行(盛岡市)20%などで、七十七銀行はゼロだった。
財政局によると07年度、七十七銀行の銀行等引受債の占有率は84%(168億7000万円)。それ以前も7割以上を占めていたが、08年度は55%(154億1000万円)に減少した。
市は09年度分も例年と同じ条件で引き受けを打診したが、同行から6月、「過去と同じ条件では難しい」と申し出があったという。その後の調整でも折り合いが付かず、他行などから調達した。
総務財政委員会で岡議員は「実績ゼロは全く不自然。指定金融機関の役割を果たしていないのではないか」と述べ、指定金融機関の輪番制導入に言及した。
これに対し坪田忠宏会計管理者は「今のところ他行から参入希望はないが、話があれば他都市の状況を調査して対応したい」と答えた。
銀行等引受債の実績がなかった理由について、七十七銀行広報・関連事業課は「コメントできない」としている。
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100422t12035.htm
うーむ、これって、メインバンクから金が借りられなくなったという意味ですよね。
仙台市の予算は、税金では賄えてなくて、一割は借り入れだったわけですが、その引き受けての最大手地銀がダメを出したと言うことは、危機的状況ではないでしょうか?
太白区を独立させることは、本当に必要になってくるのかも知れません。
2010年01月26日
2010年01月02日
ご飯が食べられる生活
米食離れが進んでいる理由は、太白区あたりでくらしているとピンと来ないが、東京などの大都市で働いてみると良く分かる。ミシュランのガイドブックが☆つきの店をどんどん出してしまうくらい飲食店が充実しているから…。
ではない。
まれに、そうした店での飲み食いで暮らしている人もいるかも知れないが、働いているとご飯を作る余裕がないのだ。と言うことは、特に単身で暮らした人には良く分かってもらえると思う。
朝にご飯を炊いている余裕はないし、夜も帰宅するのは深夜がデフォルト。疲れちゃって、自炊する気にはなれない。
また、一人暮らしだとおかずとかがどうしても余っちゃうんだよね。
だから、自宅でご飯を食べる生活を維持するのは、すごく難しい。
お金を払っているのだから「いただきます」という必要なんて言う必要はないでしょうなんて話が出てくるのは、料理はお金さえ払えば、出てくるのが当然だと言う思いこんじゃって、時間がなくて、食料生産者や仲買人や調理人の苦労が分からないからだと思うんだよね。
せめて、日常のご飯は、家で自分たちで調理して食べるゆとりが欲しいよね。
で、作り過ぎちゃったおかずとかは、近所とか仲間で融通しあっていけるとムダがない。
農繁期には、人手が足りないわけだから、こう言うときには仕事とか学校を休んで(*机上の空論と思う人もいるかも知れないが、二昔前までは、農繁期に学校が休みになるのは普通だった)農業の手伝いをして、その分、食べ物を分けてもらう。
もちろん、素人が田植えや稲刈りができる訳じゃないけど、運搬作業とか昼飯作りとかで手伝えることはいっぱいあるし。
こういうボチボチの融通がこれからは大事なんじゃないかな。
で、自分で少しでも手がけた農産物ってカワイイんだよね。
スーパーで買ってきた食品を冷蔵庫の中でしなびさせてしまうことは良くあるけど、愛着のある食品は大切にいただくものだ。
働くってことは大切なことだけど、日がなご飯も食べられないほど忙しいのは、世の中の方が間違ってる。
独立した太白区は「ご飯が食べられる生活」をきちんと保障していきたいと思う。
ではない。
まれに、そうした店での飲み食いで暮らしている人もいるかも知れないが、働いているとご飯を作る余裕がないのだ。と言うことは、特に単身で暮らした人には良く分かってもらえると思う。
朝にご飯を炊いている余裕はないし、夜も帰宅するのは深夜がデフォルト。疲れちゃって、自炊する気にはなれない。
また、一人暮らしだとおかずとかがどうしても余っちゃうんだよね。
だから、自宅でご飯を食べる生活を維持するのは、すごく難しい。
お金を払っているのだから「いただきます」という必要なんて言う必要はないでしょうなんて話が出てくるのは、料理はお金さえ払えば、出てくるのが当然だと言う思いこんじゃって、時間がなくて、食料生産者や仲買人や調理人の苦労が分からないからだと思うんだよね。
せめて、日常のご飯は、家で自分たちで調理して食べるゆとりが欲しいよね。
で、作り過ぎちゃったおかずとかは、近所とか仲間で融通しあっていけるとムダがない。
農繁期には、人手が足りないわけだから、こう言うときには仕事とか学校を休んで(*机上の空論と思う人もいるかも知れないが、二昔前までは、農繁期に学校が休みになるのは普通だった)農業の手伝いをして、その分、食べ物を分けてもらう。
もちろん、素人が田植えや稲刈りができる訳じゃないけど、運搬作業とか昼飯作りとかで手伝えることはいっぱいあるし。
こういうボチボチの融通がこれからは大事なんじゃないかな。
で、自分で少しでも手がけた農産物ってカワイイんだよね。
スーパーで買ってきた食品を冷蔵庫の中でしなびさせてしまうことは良くあるけど、愛着のある食品は大切にいただくものだ。
働くってことは大切なことだけど、日がなご飯も食べられないほど忙しいのは、世の中の方が間違ってる。
独立した太白区は「ご飯が食べられる生活」をきちんと保障していきたいと思う。
2009年12月18日
マンガ家優遇税制
太白区の独立で狙っているのは、仙台市の無駄遣いに呆れ果てて、その膨大な赤字からバックれるだけじゃない。
新しい「地域のモジュール」(自治体という言葉には手垢がつきすぎているので、違う表現をしてみました)として、再生のモデルケースを目指しているわけです。
あと、単にケチケチしてしみったれた生活区を作ろうというわけでもありません。
今の日本だと、衣食住はだいたい足りてるし、その過不足は別コラムのように調整すればいいでしょう。
住宅が供給過剰なのにホームレスがいるとか、過労死するくらい忙しく働かなきゃ行けない人がいる一方で失業者が多数いるとかおかしいよね?
こうした平準化はもちろんだけど、地域に特長は作りたいし、今の日本にかけているのは文化的な充実でしょう。
で、鼻で笑うような人もいるけど、現代の日本の文化を創り出しているのはマンガ家だと思うんだ。
映画にしろ、ドラマにしろ、その原作はマンガだったりするし、そのマンガ自体がすばらしい。
マンガを読んで、元気とか勇気とか活力をもらった経験のある人って多いよね。
だけど、マンガ家って、ものすごく売れている人を除けば案外報われない。
竹熊健太郎の『漫画家の原稿料はなぜ安いのか』って本があるくらいで、連載だと諸経費やアシスタント代で赤字。コミックが出てトントン。これが標準的なマンガ家の生活らしい。
もちろん、ヒットが出て、コミックが売れれば、「お札を刷っているようなもの」というくらい儲かるらしいですが、それはごく一部の話。
佳作にこだわって、寡作な人は、マンガでは暮らしていけない。
いい話を書いて、読者に感動を与えているのになあ。
で、マンガ家は市民税を免除したいと思います。
「税収が減るじゃないか?」という疑問は出るでしょうが、良いじゃないですか。
だって、マンガ家が住んでくれたら、地域を舞台にしたマンガを描いてくれる人も中にはいるでしょ?
そうしたら、春日部(『クレヨンしんちゃん』『らき☆すた』)とかみたいに「聖地巡礼」で観光客が来るじゃないですか。
あと、免税はマンガに関する部分だけ。
アニメとかドラマ化による収入(これが悲しいくらい安いらしいんだけどね)とか、キャラクターグッズの儲け(これは半端ないです)には課税します。ここで帳尻は合わせます。
売れないマンガ家ばかり残って、売れたら他所に引っ越すってリスクはあるけど、それはそれでしかたないんじゃないかな。
クリエーターは、自分の創作に最もふさわしい環境を選ぶだろうし、それは止めるべきじゃない。
他所に引っ越した売れっ子さんは、ふるさと納税とかで協力してくれるとありがたいが、強制はできないし、しない。免税というメセナ(死語だな)ですよ。
こうして、税収の増加を図りつつ、文化的な街を作っていきたいと思ってます。
(クリエイター全般に、同様の制度を適用しようと思いますが、まずマンガ家から始めようと思います)
新しい「地域のモジュール」(自治体という言葉には手垢がつきすぎているので、違う表現をしてみました)として、再生のモデルケースを目指しているわけです。
あと、単にケチケチしてしみったれた生活区を作ろうというわけでもありません。
今の日本だと、衣食住はだいたい足りてるし、その過不足は別コラムのように調整すればいいでしょう。
住宅が供給過剰なのにホームレスがいるとか、過労死するくらい忙しく働かなきゃ行けない人がいる一方で失業者が多数いるとかおかしいよね?
こうした平準化はもちろんだけど、地域に特長は作りたいし、今の日本にかけているのは文化的な充実でしょう。
で、鼻で笑うような人もいるけど、現代の日本の文化を創り出しているのはマンガ家だと思うんだ。
映画にしろ、ドラマにしろ、その原作はマンガだったりするし、そのマンガ自体がすばらしい。
マンガを読んで、元気とか勇気とか活力をもらった経験のある人って多いよね。
だけど、マンガ家って、ものすごく売れている人を除けば案外報われない。
竹熊健太郎の『漫画家の原稿料はなぜ安いのか』って本があるくらいで、連載だと諸経費やアシスタント代で赤字。コミックが出てトントン。これが標準的なマンガ家の生活らしい。
もちろん、ヒットが出て、コミックが売れれば、「お札を刷っているようなもの」というくらい儲かるらしいですが、それはごく一部の話。
佳作にこだわって、寡作な人は、マンガでは暮らしていけない。
いい話を書いて、読者に感動を与えているのになあ。
で、マンガ家は市民税を免除したいと思います。
「税収が減るじゃないか?」という疑問は出るでしょうが、良いじゃないですか。
だって、マンガ家が住んでくれたら、地域を舞台にしたマンガを描いてくれる人も中にはいるでしょ?
そうしたら、春日部(『クレヨンしんちゃん』『らき☆すた』)とかみたいに「聖地巡礼」で観光客が来るじゃないですか。
あと、免税はマンガに関する部分だけ。
アニメとかドラマ化による収入(これが悲しいくらい安いらしいんだけどね)とか、キャラクターグッズの儲け(これは半端ないです)には課税します。ここで帳尻は合わせます。
売れないマンガ家ばかり残って、売れたら他所に引っ越すってリスクはあるけど、それはそれでしかたないんじゃないかな。
クリエーターは、自分の創作に最もふさわしい環境を選ぶだろうし、それは止めるべきじゃない。
他所に引っ越した売れっ子さんは、ふるさと納税とかで協力してくれるとありがたいが、強制はできないし、しない。免税というメセナ(死語だな)ですよ。
こうして、税収の増加を図りつつ、文化的な街を作っていきたいと思ってます。
(クリエイター全般に、同様の制度を適用しようと思いますが、まずマンガ家から始めようと思います)
2009年12月13日
空き家を活用した居住支援
太白市民の衣・食・住を保証するにあたって
空き家を活用した居住支援はかなり有効なのではないかと思う。
仙台市内のアパートやマンション、戸建て住宅では
かなりの数の空き物件がある。
それをできるだけ低価格で借り上げ、住む場所に困っている人に貸し出すことができれば
住宅の需要と供給のミスマッチも解消することができ、まさに一石二鳥の政策になる。
神奈川県ではこのような需要と供給のマッチングを行うNPOなどがすでに立ち上がっているようなので
そのようなNPOを太白区内に立ち上げるというのもありかもしれない。
空き家を活用した居住支援はかなり有効なのではないかと思う。
仙台市内のアパートやマンション、戸建て住宅では
かなりの数の空き物件がある。
それをできるだけ低価格で借り上げ、住む場所に困っている人に貸し出すことができれば
住宅の需要と供給のミスマッチも解消することができ、まさに一石二鳥の政策になる。
神奈川県ではこのような需要と供給のマッチングを行うNPOなどがすでに立ち上がっているようなので
そのようなNPOを太白区内に立ち上げるというのもありかもしれない。
Posted by タイハクク at
22:10
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2009年12月06日
食料政策
太白区では区民の衣・食(職)・住を保障します
と宣言したわけですが
まず太白区民の食の保障について話してみたいと思います。
「データで見る太白区」によると、太白区の人口は220,039人(男107,710 女112,329)
これだけの人を毎日食べさせるとなると
太白区民全員分の給食を作るということになるので
すごい量の食料が必要になってしまいます。
これはあまり現実的ではないので
まずは食べるものに困っている人がとても安価に食事ができる施設を作りたいと考えています。
その施設では太白区内で取れた野菜の中でも市場などに出荷できず捨ててしまう部分、
いわゆる「規格外品」の野菜やスーパー・飲食店・食品加工業者などからできる限り
安く仕入れた食材を使用したいと思います。
また「太白区民食事券」を発行して太白区内の飲食店で食事をすれば
太白区民は基本的には無料で食事ができるようにします。
これで明日の食事に困っているという人は太白区内には
いないという状況をまず作り出します。
と宣言したわけですが
まず太白区民の食の保障について話してみたいと思います。
「データで見る太白区」によると、太白区の人口は220,039人(男107,710 女112,329)
これだけの人を毎日食べさせるとなると
太白区民全員分の給食を作るということになるので
すごい量の食料が必要になってしまいます。
これはあまり現実的ではないので
まずは食べるものに困っている人がとても安価に食事ができる施設を作りたいと考えています。
その施設では太白区内で取れた野菜の中でも市場などに出荷できず捨ててしまう部分、
いわゆる「規格外品」の野菜やスーパー・飲食店・食品加工業者などからできる限り
安く仕入れた食材を使用したいと思います。
また「太白区民食事券」を発行して太白区内の飲食店で食事をすれば
太白区民は基本的には無料で食事ができるようにします。
これで明日の食事に困っているという人は太白区内には
いないという状況をまず作り出します。
Posted by タイハクク at
20:55
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2009年11月30日
効率という非効率
とかく世の中はより便利に、より効率的にという方向に向かって進歩してきた。
これによって食料生産の技術は飛躍的に向上し、ほんの一握りの人が食料を作ればほとんどの人間の食料をまかなえるようになった。
これは着るものと住む場所、医療技術などにも同じことが言える。
最低限生きるために必要なものはもうすでに満たされていて、私たちはあくせくとそれを追い求める必要はなくなった。
これは素晴らしいことなのだと思う。
人類が始まって以来、こんなに豊かな時代はないはずなのだ。
それなのに、どうしてこんなに世の中は忙しいのだろう?
まるで時間泥棒に時間を盗まれているんじゃないかと思うぐらいに
何かに追われるように生きている。
効率という言葉は私たちの生活や暮らしを便利にしてきたが、
それによって私たち自身をも変化させてしまったということにお気づきだろうか?
毎日決められた時間に起きて、決められた場所に行き、決められた仕事をする。
いまや誰も疑問を抱く余地のない当たり前の風景だが
このような時代になったのはつい100年程前のことなのだ。
明治時代から始まった工業化という仕組みがつい最近まで続いていて、すごく便利になったのは良いけど
もうそろそろこの仕組みも限界に近づきつつあると私は思っている。
だって人間をどんどん効率化していってもそれが人を幸せにしているとはとても思えないから。
世の中はどんどん便利になっても、人はそこまで便利になれない。
だったら少しぐらい不便でも楽しくなる方法を考えたりするほうが豊かに暮らしていける。
「便利だけどつまらなくなるより、ちょっと不便だけど楽しい世の中に」
こういう考えに基づいてもう一度世の中のあり方を考え直せたらと思うのです。
まずは考え方をレヴォリューションしようよということ。
これによって食料生産の技術は飛躍的に向上し、ほんの一握りの人が食料を作ればほとんどの人間の食料をまかなえるようになった。
これは着るものと住む場所、医療技術などにも同じことが言える。
最低限生きるために必要なものはもうすでに満たされていて、私たちはあくせくとそれを追い求める必要はなくなった。
これは素晴らしいことなのだと思う。
人類が始まって以来、こんなに豊かな時代はないはずなのだ。
それなのに、どうしてこんなに世の中は忙しいのだろう?
まるで時間泥棒に時間を盗まれているんじゃないかと思うぐらいに
何かに追われるように生きている。
効率という言葉は私たちの生活や暮らしを便利にしてきたが、
それによって私たち自身をも変化させてしまったということにお気づきだろうか?
毎日決められた時間に起きて、決められた場所に行き、決められた仕事をする。
いまや誰も疑問を抱く余地のない当たり前の風景だが
このような時代になったのはつい100年程前のことなのだ。
明治時代から始まった工業化という仕組みがつい最近まで続いていて、すごく便利になったのは良いけど
もうそろそろこの仕組みも限界に近づきつつあると私は思っている。
だって人間をどんどん効率化していってもそれが人を幸せにしているとはとても思えないから。
世の中はどんどん便利になっても、人はそこまで便利になれない。
だったら少しぐらい不便でも楽しくなる方法を考えたりするほうが豊かに暮らしていける。
「便利だけどつまらなくなるより、ちょっと不便だけど楽しい世の中に」
こういう考えに基づいてもう一度世の中のあり方を考え直せたらと思うのです。
まずは考え方をレヴォリューションしようよということ。
Posted by タイハクク at
00:30
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2009年11月28日
失業をビルトインした公務員制度
日本中をことごとく見回してみても、ほとんど全部の自治体は赤字と借金であっぷあっぷなのを見ると、根本的にどこか間違っていると考えざるを得ない。
これが、借金体質でも良好なサービスが提供されているのなら、評価できる。確かに、水道はちゃんと飲める水がいつでも出るし、ゴミの収集も定期的にきちんとやってくれている。その水準が実現できてないところが海外にはあるわけで、日本の自治体のサービスを全く評価していないわけではない。
あと、「国とか自治体が黒字なら良いのか?」という皮肉も知ってる。
極端なことを言えば、徴税機能だけを残して、他のサービス(上下水道や教育はもちろん、警察や消防などなど)を一切合切止めちゃえば、黒字化はできるわけで…。
それはさておき。
役所の業務が「お役所仕事」になっちゃうのは、「お役人がカウンターのそっち側の立場になる」ことがないからだ。
小さい例を挙げると、太白区役所の一階の受付カウンターには、今時だからPCとモニタが載ってるけど、PCのファンの吹き出し風が、相談者のイスを直撃するように置いてある。
一度でも、カウンターのこっち側に座ったことがあれば、ああいう風には置かない。
助成金やら事業補助やら福祉サービスが(まず大概は)使いにくいのは、利用者の都合とか実際の効果を考えないで、役所の都合だけで運営されているからだ。
その独りよがりで不効率な運営は、納税者の指摘やジャーナリズムや議員の批判でも改まらなかったし、切り札として期待されたオンブズマン制度も根本的な解決にはならなかった。
で、日本全国津々浦々の自治体が制度疲労を起こして、赤字で機能停止寸前だ。
違った風を送り込んで、旧弊を払わなくてはならない。
「利用者の声」を役所のカウンターのあっち側に吹き込むにはどうすればいいか?
役所が長年にわたって不正や不効率を抱えておけるのは、在職期間が長期に渡るので、組織ぐるみでばっくれるのが可能だし、それがカウンターの内側に座っているお役人にとっては総体としてトクになっちゃうからだ。それを改めるに、役所の自助努力に期待はできないし、報道や検査機関が存在していても、しょせん外部からは改めさせることができないと言うことは、官僚の100年以上の歴史と日本中の自治体がことごとく失敗していることが証明している。
だから、カウンターのこっち側で辛酸をなめた人を、カウンターのあっち側に送り込むしかない。
民間人をどんどん公務員にすればいい。
ただし、それだけだと、お役人様の人数が増えて、肥大した組織になるだけなので、入れ替えで公務員の一定数はクビにする。
つまり、「その地域の失業率と連動して、そのパーセンテージに当たる公務員数を毎年失業させる」ことを提案したい。
この枠をはめれば、自分のクビがかかるから、お役所仕事はしてられなくなる。
ケツに火がつけば、少しは成果を出そうとするだろう。
それでも、失業率はゼロにはならない。
だから、一定数の公務員は毎年クビになる。で、その空いた席の数だけ、民間から採用する。
今だと、失業率は5%強だから(新卒で就業の機会のなかった人とかはカウントしてないから、本当はもっと高いんだけどね)、仙台市で言うと約1万人が公務員および三セクの職員なので、一年で500人がクビになる勘定。この失業率が続くなら、単純計算で、10年で5000名の入れ替えである。
その分、中途とか新卒の採用にあてれば、すごい失業対策になる。
クビになる人は、抽選で決める。
就業して日が浅い人を解雇するのは、人材の育成という観点から好ましくないので、30才未満は除外。
30才以上の公務員&関連定期雇用職員を対象に、給与額に比例して「当選」確率が高くなる傾斜配分で、クビにする人をくじ引きで決める。
「一部の公務員の給与が異常に高い」という話がマスコミで報じられるけど、本当のところは良く分からない。でも、年俸に応じて、解雇の確率が高くなるようにすれば、自ずと改善される。
あと、妙なコネが、採用や配置に影響するって話もあるけど、年間5%ペースで上層部を中心に、突然、解雇されることが常態化すれば、妙な派閥とか結社もどきは排除できる。
行政の効率化と失業対策の一石二鳥だ。
失業した公務員はどうするかって?
公務員は失業保険もなくて(お役所が潰れることはないから、失業保険を用意する必要はないという制度になってる)、いきなり放り出されたら、生活していけないよという話は出るだろう。
ぜひ、こういう心配を公務員がするようになればいいと思う。
だって、しょせんは他人事と思っているから、これと同じか就業の機会さえあたえられず蓄えもなく、社会保険の対象にもなってないもっと大変なロスジェネ世代のフリーターや派遣の人はいっぱいいるにもかかわらず、役所は有効な対策を打ってこなかった訳じゃない?
そりゃあ窓口はあるよ。専門の外郭団体やプロジェクトも用意されている。
だけどそれらは「お役所仕事」で全く有効に稼働してないよね。
それを身をもって知るが良いさ(笑)
身一つで路頭に放り出されるリスクを目の前に突きつけられて、初めて、お役人もこうした対策を真剣に考え出すでしょう。
日本の社会保障が、就業組織を前提としていて、公的扶助がからっきしであるかを思い知るでしょう。
で、役所の内側を知り尽くした人が、失業という形でカウンターの外側に放り出されて、活きるか死ぬかの切迫した状況で市政に要求を突きつけるようになれば、それは敏腕ジャーナリストや情熱的なオンブズマンをはるかにしのぐ告発やカイゼン勢力として稼働するね。
もちろん、中途採用者もある程度の時を経たら(3年くらい?)、くじ引きの対象。
「税金で食える終身雇用」という立場になると、人は堕落する。一種の下級貴族になっちゃう。
それを防ぐためにも、公務員全体に「失業の前の平等」を突きつけるわけです。
え?
安定した市政運営ができない?
優秀な人材が確保できなくなる?
ははは、このまま安定していたら、自治体は確実に財政破綻です。
大丈夫です。潰れたり、リストラされたりして宙に浮いている優秀な人材は民間にいっぱいいます。いくらでも採用できます。
まあ、太白区独立の暁には、仙台市の公務員は仙台市にお引き取り願って、全て新規の採用で運営しようと思いますがね。
追伸
トラックバックは張れないようなのですが、参考になるサイトです。
これが、借金体質でも良好なサービスが提供されているのなら、評価できる。確かに、水道はちゃんと飲める水がいつでも出るし、ゴミの収集も定期的にきちんとやってくれている。その水準が実現できてないところが海外にはあるわけで、日本の自治体のサービスを全く評価していないわけではない。
あと、「国とか自治体が黒字なら良いのか?」という皮肉も知ってる。
極端なことを言えば、徴税機能だけを残して、他のサービス(上下水道や教育はもちろん、警察や消防などなど)を一切合切止めちゃえば、黒字化はできるわけで…。
それはさておき。
役所の業務が「お役所仕事」になっちゃうのは、「お役人がカウンターのそっち側の立場になる」ことがないからだ。
小さい例を挙げると、太白区役所の一階の受付カウンターには、今時だからPCとモニタが載ってるけど、PCのファンの吹き出し風が、相談者のイスを直撃するように置いてある。
一度でも、カウンターのこっち側に座ったことがあれば、ああいう風には置かない。
助成金やら事業補助やら福祉サービスが(まず大概は)使いにくいのは、利用者の都合とか実際の効果を考えないで、役所の都合だけで運営されているからだ。
その独りよがりで不効率な運営は、納税者の指摘やジャーナリズムや議員の批判でも改まらなかったし、切り札として期待されたオンブズマン制度も根本的な解決にはならなかった。
で、日本全国津々浦々の自治体が制度疲労を起こして、赤字で機能停止寸前だ。
違った風を送り込んで、旧弊を払わなくてはならない。
「利用者の声」を役所のカウンターのあっち側に吹き込むにはどうすればいいか?
役所が長年にわたって不正や不効率を抱えておけるのは、在職期間が長期に渡るので、組織ぐるみでばっくれるのが可能だし、それがカウンターの内側に座っているお役人にとっては総体としてトクになっちゃうからだ。それを改めるに、役所の自助努力に期待はできないし、報道や検査機関が存在していても、しょせん外部からは改めさせることができないと言うことは、官僚の100年以上の歴史と日本中の自治体がことごとく失敗していることが証明している。
だから、カウンターのこっち側で辛酸をなめた人を、カウンターのあっち側に送り込むしかない。
民間人をどんどん公務員にすればいい。
ただし、それだけだと、お役人様の人数が増えて、肥大した組織になるだけなので、入れ替えで公務員の一定数はクビにする。
つまり、「その地域の失業率と連動して、そのパーセンテージに当たる公務員数を毎年失業させる」ことを提案したい。
この枠をはめれば、自分のクビがかかるから、お役所仕事はしてられなくなる。
ケツに火がつけば、少しは成果を出そうとするだろう。
それでも、失業率はゼロにはならない。
だから、一定数の公務員は毎年クビになる。で、その空いた席の数だけ、民間から採用する。
今だと、失業率は5%強だから(新卒で就業の機会のなかった人とかはカウントしてないから、本当はもっと高いんだけどね)、仙台市で言うと約1万人が公務員および三セクの職員なので、一年で500人がクビになる勘定。この失業率が続くなら、単純計算で、10年で5000名の入れ替えである。
その分、中途とか新卒の採用にあてれば、すごい失業対策になる。
クビになる人は、抽選で決める。
就業して日が浅い人を解雇するのは、人材の育成という観点から好ましくないので、30才未満は除外。
30才以上の公務員&関連定期雇用職員を対象に、給与額に比例して「当選」確率が高くなる傾斜配分で、クビにする人をくじ引きで決める。
「一部の公務員の給与が異常に高い」という話がマスコミで報じられるけど、本当のところは良く分からない。でも、年俸に応じて、解雇の確率が高くなるようにすれば、自ずと改善される。
あと、妙なコネが、採用や配置に影響するって話もあるけど、年間5%ペースで上層部を中心に、突然、解雇されることが常態化すれば、妙な派閥とか結社もどきは排除できる。
行政の効率化と失業対策の一石二鳥だ。
失業した公務員はどうするかって?
公務員は失業保険もなくて(お役所が潰れることはないから、失業保険を用意する必要はないという制度になってる)、いきなり放り出されたら、生活していけないよという話は出るだろう。
ぜひ、こういう心配を公務員がするようになればいいと思う。
だって、しょせんは他人事と思っているから、これと同じか就業の機会さえあたえられず蓄えもなく、社会保険の対象にもなってないもっと大変なロスジェネ世代のフリーターや派遣の人はいっぱいいるにもかかわらず、役所は有効な対策を打ってこなかった訳じゃない?
そりゃあ窓口はあるよ。専門の外郭団体やプロジェクトも用意されている。
だけどそれらは「お役所仕事」で全く有効に稼働してないよね。
それを身をもって知るが良いさ(笑)
身一つで路頭に放り出されるリスクを目の前に突きつけられて、初めて、お役人もこうした対策を真剣に考え出すでしょう。
日本の社会保障が、就業組織を前提としていて、公的扶助がからっきしであるかを思い知るでしょう。
で、役所の内側を知り尽くした人が、失業という形でカウンターの外側に放り出されて、活きるか死ぬかの切迫した状況で市政に要求を突きつけるようになれば、それは敏腕ジャーナリストや情熱的なオンブズマンをはるかにしのぐ告発やカイゼン勢力として稼働するね。
もちろん、中途採用者もある程度の時を経たら(3年くらい?)、くじ引きの対象。
「税金で食える終身雇用」という立場になると、人は堕落する。一種の下級貴族になっちゃう。
それを防ぐためにも、公務員全体に「失業の前の平等」を突きつけるわけです。
え?
安定した市政運営ができない?
優秀な人材が確保できなくなる?
ははは、このまま安定していたら、自治体は確実に財政破綻です。
大丈夫です。潰れたり、リストラされたりして宙に浮いている優秀な人材は民間にいっぱいいます。いくらでも採用できます。
まあ、太白区独立の暁には、仙台市の公務員は仙台市にお引き取り願って、全て新規の採用で運営しようと思いますがね。
追伸
トラックバックは張れないようなのですが、参考になるサイトです。
2009年11月24日
目指すのは「ほどほど特区」
経済が新たに成長して、いろんな問題を帳消しにしてくれるんだったら、その方が良いんだけどね…。
電気自動車とスマートグリッドの組み合わせあたりで、社会構造の大きな変革がやってきて、それで今の不況と累積債務を乗り切れるんだったら、その方が良いと思ってます。
だけど、たぶん無理だよね。
プリウスの開発責任者が、次もハイブリッドで、電気自動車は2020から2030年頃と言ってるくらいだ(アメリカのIT産業の底力に期待しないではないですよ。繰り返しますが、これで問題をクリアできるに越したことはない)し、日本国内の人口は減るわけだし、BRICsが仮に順調に成長しても、その市場での競争力が1980年代みたいに圧倒的に強いという状況は期待できないし、環境負担を減らすとの国際合意は概ね産業の活性化に対してブレーキとして働くしね。
おまけに、国や自治体が抱える途方もない借金。
まず、成長拡大路線は無理だろう。スマートな次世代技術社会へのシフトも非常に難しい。
しつこく繰り返すけど、これが可能なら、是非にと思うよ。ただ、これまた悲観的な話をすると、技術的に可能と見えたとたんに、過大な成長とリターンを見込んだ投資マネーが殺到して、技術的なモデルチェンジはできても、やっぱりバブルの後始末が続いちゃうのではなかろうか?
じゃあ、どうするか?
そこで、「もう、生活水準はこんなもんで良いし(と言うか、後退もありかと。バブル前の1980年代あたりになるのか、昭和30年代くらいになるのか)、生活基盤の発展もこれ以上は諦める」「借金はチャラにして、今あるものでほどほどに暮らしていくことはできないか」あたりをコンセプトととして考えてみたわけ。これで「固定」ってわけではなく、必要な代謝は行うけど、そのペースは実需や税収の範囲内で行い、借金でリスクを取ることはしないってあたりで。
債権とか株式を持っている人にとってはとんでもない話だし、年金とか貯金もこうした金融債権で運用されているから、無縁でいられる人はいないくらいの壮大な「暴挙」なんだけど、もうそこまでやらないと、にっちもさっちもいかないんじゃないの?!
実際に、国家破産とかになっちゃえば、嫌も応もなくこうした事態に放り込まれる訳で、その前に、「ほどほどモデル」を社会的に実験してみるのは、フェールセーフ的にありなんじゃないかな。
これが、太白区「独立」の狙いなわけです(これまた誤解のないように書いておくと、最初の宣言にあるように、考えているのは仙台市からの独立で、国や県と喧嘩するつもりはありません。防衛とか警察とか消防を考えるにはちと荷が重いので)。
これで上手く回るようなら、日本中の自治体の次のモデル(自治体を最小化して、公共に代替させるつもり:これについてはいずれ校を改めて書きます)になるし、失敗しても、仙台市の一貧区がこけるだけだから、日本の大勢に影響はないでしょう。
いうなれば、縮退を大マジで身を張って実験してみようという話です。
電気自動車とスマートグリッドの組み合わせあたりで、社会構造の大きな変革がやってきて、それで今の不況と累積債務を乗り切れるんだったら、その方が良いと思ってます。
だけど、たぶん無理だよね。
プリウスの開発責任者が、次もハイブリッドで、電気自動車は2020から2030年頃と言ってるくらいだ(アメリカのIT産業の底力に期待しないではないですよ。繰り返しますが、これで問題をクリアできるに越したことはない)し、日本国内の人口は減るわけだし、BRICsが仮に順調に成長しても、その市場での競争力が1980年代みたいに圧倒的に強いという状況は期待できないし、環境負担を減らすとの国際合意は概ね産業の活性化に対してブレーキとして働くしね。
おまけに、国や自治体が抱える途方もない借金。
まず、成長拡大路線は無理だろう。スマートな次世代技術社会へのシフトも非常に難しい。
しつこく繰り返すけど、これが可能なら、是非にと思うよ。ただ、これまた悲観的な話をすると、技術的に可能と見えたとたんに、過大な成長とリターンを見込んだ投資マネーが殺到して、技術的なモデルチェンジはできても、やっぱりバブルの後始末が続いちゃうのではなかろうか?
じゃあ、どうするか?
そこで、「もう、生活水準はこんなもんで良いし(と言うか、後退もありかと。バブル前の1980年代あたりになるのか、昭和30年代くらいになるのか)、生活基盤の発展もこれ以上は諦める」「借金はチャラにして、今あるものでほどほどに暮らしていくことはできないか」あたりをコンセプトととして考えてみたわけ。これで「固定」ってわけではなく、必要な代謝は行うけど、そのペースは実需や税収の範囲内で行い、借金でリスクを取ることはしないってあたりで。
債権とか株式を持っている人にとってはとんでもない話だし、年金とか貯金もこうした金融債権で運用されているから、無縁でいられる人はいないくらいの壮大な「暴挙」なんだけど、もうそこまでやらないと、にっちもさっちもいかないんじゃないの?!
実際に、国家破産とかになっちゃえば、嫌も応もなくこうした事態に放り込まれる訳で、その前に、「ほどほどモデル」を社会的に実験してみるのは、フェールセーフ的にありなんじゃないかな。
これが、太白区「独立」の狙いなわけです(これまた誤解のないように書いておくと、最初の宣言にあるように、考えているのは仙台市からの独立で、国や県と喧嘩するつもりはありません。防衛とか警察とか消防を考えるにはちと荷が重いので)。
これで上手く回るようなら、日本中の自治体の次のモデル(自治体を最小化して、公共に代替させるつもり:これについてはいずれ校を改めて書きます)になるし、失敗しても、仙台市の一貧区がこけるだけだから、日本の大勢に影響はないでしょう。
いうなれば、縮退を大マジで身を張って実験してみようという話です。
2009年11月23日
東西線に巻き込まれたくない
現在、工事中の地下鉄東西線って、とても採算が取れるとは思えないんですよ。
いろんなシナリオがありますが、一例を挙げるとこちらが分かりやすいかなと。
お役所の書く楽観的なシナリオが、上手く行かなかった直近の例としては、仙台空港のアクセス鉄道がありますよね。
見込み通りの乗客数とはならず、沿線のダイヤモンドシティからは三越が撤退。だてもん市場は売り上げが取れず閉鎖になりました。鉄道を見込んで開発された住宅地もさっぱり売れていません。
鉄道の便数こそへらないものの、車両数は今や二両編成が中心となりました。
新線ができても、もう、都市圏が拡大する時代じゃないわけです。
東西線予定地にもともと大した人口はいませんし、今後も伸びるとは思えないんですよね。居住地に関しては、もう完全に中心部回帰の動きが起きてますから、いまさら郊外に住まいを構える人は非常に少ないでしょう。「杜せきのした地区」「美田園地区」みたいになるのが関の山じゃないのかな。
「どうしても」っていうなら、周辺自治体を崩壊させて、仙台の東西線付近に移住でもさせるくらいの極端なことでもしないと無理でしょう。宮城県内はもちろん山形市や福島市まで取り崩して、沿線人口を50万人くらい増やして、強制的に東西線でも利用させれば、採算が取れるかもしれませんがね…。
(公立高校の全県一学区化とか、すでに「しゃれにならない」仙台だけの生き残りの動きは既にありますし)
でまあ、東西線の工事はすでに始まっちゃってますが、できることなら止めた方が良いと思うんです。
でも、すでに予算が付いて、利権が発生しちゃうと、もう止まらないと言うのが八ッ場ダムなんかの例でも顕著なわけです。
その工事予算は借金ですし、運行に当たって発生する赤字も自治体は借り入れで埋めるしかありません。ゴミ袋を値上げしたくらいでは、何ともならないわけですよ。
こんな無謀につきあわされるのは勘弁してほしい。
とは言え、普通に反対運動をしても止まらないと言うのが、全国での似たような公共事業の常ですし、だったら、東西線は青葉区と宮城野区が中心で、太白区は(ほとんど)関係ないと言う立場を活かして、「独立しちゃおうかな」という大技を考えたわけです。
これでちょっとは、仙台の暴走と極端な一極集中に歯止めがかかると良いかな。
たぶん、仙台以外の自治体にとっても、悪い話じゃないと思うんですよ。
いろんなシナリオがありますが、一例を挙げるとこちらが分かりやすいかなと。
お役所の書く楽観的なシナリオが、上手く行かなかった直近の例としては、仙台空港のアクセス鉄道がありますよね。
見込み通りの乗客数とはならず、沿線のダイヤモンドシティからは三越が撤退。だてもん市場は売り上げが取れず閉鎖になりました。鉄道を見込んで開発された住宅地もさっぱり売れていません。
鉄道の便数こそへらないものの、車両数は今や二両編成が中心となりました。
新線ができても、もう、都市圏が拡大する時代じゃないわけです。
東西線予定地にもともと大した人口はいませんし、今後も伸びるとは思えないんですよね。居住地に関しては、もう完全に中心部回帰の動きが起きてますから、いまさら郊外に住まいを構える人は非常に少ないでしょう。「杜せきのした地区」「美田園地区」みたいになるのが関の山じゃないのかな。
「どうしても」っていうなら、周辺自治体を崩壊させて、仙台の東西線付近に移住でもさせるくらいの極端なことでもしないと無理でしょう。宮城県内はもちろん山形市や福島市まで取り崩して、沿線人口を50万人くらい増やして、強制的に東西線でも利用させれば、採算が取れるかもしれませんがね…。
(公立高校の全県一学区化とか、すでに「しゃれにならない」仙台だけの生き残りの動きは既にありますし)
でまあ、東西線の工事はすでに始まっちゃってますが、できることなら止めた方が良いと思うんです。
でも、すでに予算が付いて、利権が発生しちゃうと、もう止まらないと言うのが八ッ場ダムなんかの例でも顕著なわけです。
その工事予算は借金ですし、運行に当たって発生する赤字も自治体は借り入れで埋めるしかありません。ゴミ袋を値上げしたくらいでは、何ともならないわけですよ。
こんな無謀につきあわされるのは勘弁してほしい。
とは言え、普通に反対運動をしても止まらないと言うのが、全国での似たような公共事業の常ですし、だったら、東西線は青葉区と宮城野区が中心で、太白区は(ほとんど)関係ないと言う立場を活かして、「独立しちゃおうかな」という大技を考えたわけです。
これでちょっとは、仙台の暴走と極端な一極集中に歯止めがかかると良いかな。
たぶん、仙台以外の自治体にとっても、悪い話じゃないと思うんですよ。
2009年11月22日
『太白区独立党』結党宣言
私、太白区独立党党首フライング・ホイップ(仮)は太白区の恒久の平和を目指し、ここに『太白区独立党』の結党を宣言する。
太白区独立党の主な政策は以下の通り
1、太白区を仙台市から独立させる
2、すべての太白区民の衣・食(職)・住の保障
3、太白区内で流通する通貨「タイハク」の発行
4、「ほどほどに生きられる」をスローガンとして世界の中の「タイハク」の地位を確立する
これらの政策を柱とし、太白区独立党は活動を続けていくことをここに宣言する
太白区独立党の主な政策は以下の通り
1、太白区を仙台市から独立させる
2、すべての太白区民の衣・食(職)・住の保障
3、太白区内で流通する通貨「タイハク」の発行
4、「ほどほどに生きられる」をスローガンとして世界の中の「タイハク」の地位を確立する
これらの政策を柱とし、太白区独立党は活動を続けていくことをここに宣言する